１１月２週目 ユーロドルの値動きと来週の戦略

日曜日は基本的に１週間の振り返りと来週の戦略にふれたいので
ちょっと長めになりますが、お付き合いのほどを＞＜

先週のユーロはイタリアに振り回される１週間になりましたね。
いつものことと言えばいつものことなんですが(笑）

ベルルスコーニ首相の退陣から１．３８６までいったけど
伊国債の取引証拠金引き上げを発表で、
伊国債利回りが危険水域といえる7％を上回ったことによる
下げで一時１．３４８までの暴落相場、
しかし、そのまま下げるわけではなく
伊上院で緊縮法案が可決されたことやギリシャ新政権の発足、
さらに伊や仏の対独債スプレッドが縮小したことが
全般的なリスク選好度合いを高めたらしく
金曜日にはほぼ全戻しの１．３７９まで上昇するという
典型的な「いってこい」になりました。

まぁ、こういうニュースはなんとでもとれるので
これに左右されるトレードをしていてはなかなか勝てないのかなと
思っております。
僕自身としては大きな下げはほとんどとれませんでしたが
木金との上げそうな相場でなんとか今週も勝ちにつなげることができました。

そんなことはさておき、フローよりやっぱり値動きが全てなので
チャートを振り返っていきたいと思います。

【あ】地点である日銀の介入から始まったユロドルの下げも
落ち着いて、黄色い部分のレンジでの取引のなかで
はじまった今週ですが。
火曜日での１．３８６が１．４２からラインを引いた【い】ラインに
あたった【う】地点からの下げであっさりと下にレンジブレイクしていきました。
ちょっとフェイクはいるのかと思いロングをしてしまったことにより
こっから１．３４８までの下げをまったく取れませんでした(T_T)
レンジブレイクしたんだからしっかり売っていけば良かったと思っており
これは今後のトレードの反省としてしっかり受け止めいきたいと。。。
まぁ、またやっちゃいそうだけど＞＜

１．３４８で止まるのがずっと不思議だったので
いろいろ考えてみたんですが、ユーロドルには特になんも
あるようなのがなかったのでユロ円を見てみると
けっこう熱いサポートがありました（後ほどチャートで）、
これに気づけばこの辺は買い下がれたのになぁと思っております。

１．３４８を付けてから１．３５２ぐらいでの熱い買いサイン（ブログ履歴参照）
から金曜日の上げにつながっていきます。

そして、金曜日のチャートですが

金曜日は木曜日から押さえられていたAラインを

B地点でブレイクしたことにより上にぐいぐいいくと思ったのですが

そうはならなかったことでCラインがレジスタンスラインとして形成されました。

Dポイントで１度ブレイクしたのですがレンジに戻されるという

ロンガーとしては苦しい展開だったのですが

Eポイントで反転したことによりFラインのサポートラインが形成された

ことにより損切りをFラインでトレードするということで

ローリスクのトレードができるようになりました。

結局、G地点でCラインを２回目のブレイクをしたことにより

これで、レンジ相場が終了となりここからは

レンジで売っていたショーターの投げも手伝い

ぐいぐい上げるという展開になりました。

これが、だいたい金曜の動きをざくっと解説しました。

動くチャートというのは値動きがきれいなのでじっくり見ていると

G地点でのブレイクでE地点からの上げを支えているHラインを

損切りとして買い増していけば７０～８０は取れる値動きでした。

金曜の値動きのポイントとしては

D地点でのブレイクを売り方が押さえたのに結局E地点で

支えられたことにより上に抜ける可能性が非常に高くなっていくのです。

これは、売り方がFラインを抜ける程の力がなかった（＝弱い売り方と想像できる）

ので買い方が真剣だったということに繋がります。

レンジ相場で、１度目のブレイクより２度目の方が信頼性が高くなります。

こういう時はFラインが完成した時点でFラインを損切りとしてトレードしていけば
ローリスクでトレードできますのでローリスクハイリターンが望めるので
ぜひ、こういう値動きがあればチャレンジしてください。
下に抜ければ、売りで入るか次どこで買いで入るかを考え直す作業を
すればいいだけです。割れて切られた時に決して焦ってトレードしないで
次のサインがでるまで待てば損切り以上に勝てるチャンス増えます。

で来週の戦略になりますが。

ニュース的にはイタリアも落ち着いてギリシャも落ち着いて
リスクオンですみたいになってはいますが、根本的には解決していないのが
実情なので、いつ何を材料で落ちるのかがわからないと思うし、
このまま買われる可能性もないとも言えません。

チャート的には
黄色いレンジのサポートラインである【え】ラインがレジスタンスとして
金曜の上げをとりあえずは押さえている感じではあります。
ただ、１．４２からの下げを続けていた【い】ラインがあっさりと
破られているのでレジラインで押さえているとはいえ売られるとは思いません。
やはり売りが強くなるとすれば、H、Cのラインを破られFラインを抜けたときには
１．３４８へとまた下落していくのではと思っております。
逆に【え】ラインを抜けて上昇していく展開になると１．４１～１．４２までは
伸びていく展開も考えられます。

結局、日曜の時点で値動きを全て予想するのは到底、僕にはできませが
今週のサポートとレジスタンスがわかればトレードしやすいと思っております。
とりあえず、今週も動かないより動く週にぜひなってほしいですね。

ユーロドルだけだとあれだので
ユロ円の方も考えてみると
こんな感じですサポートラインである２が強そうですね。

金曜日はこんな感じです。

こちらの方もレンジを上にブレイクしてぐいぐい伸びていて
【４】のラインをサポートとして上げていけるのかということになってる状態です。

みなさんも、なんか今週はこんなこともあるかもってことがありましたら
ぜひ、教えていただければと思いますのでコメントしていただけると嬉しいです。
では、今週も頑張っていきましょう。



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